2012年11月7日

ブランチの作成&追跡ブランチ化の方法

久しぶりの更新です。今回のgitの使い方のお話です。

本来gitは分散型で、中央集権型のサーバを持たない使い方が想定されていると思いますが(実際オープンソースの開発だと特に)、仕事でgitを使うような場合はやはりSubversionに慣れているのもあり、共有サーバを一台用意し、それに対して開発メンバがPushしていくという使い方が多いかと思います。

そのような使い方の場合は、リモートにあるブランチを追跡する追跡ブランチをローカルに持っておくのが便利ですが、今までは「ローカルブランチ作成」→「追跡ブランチ化のコンフィグ設定」→「リモートへ作成したブランチをPush」という手順で追跡ブランチを作成していました。

ちょっとgitの使い方を調べていた所、もっと賢い方法があったので紹介します。(自分への備忘録としても。。。)

これで、追跡ブランチとして新しいブランチを作成できます。

2011年11月28日

Azure Tableによるデータ検索 - エンティティの結合(Join)

Windows Azure Tableに対するLINQクエリおよびREST APIでは、Joinによるエンティティの結合をサポートしていません。もちろんAzure Tableを使う時には、関連するエンティティのプロパティをコピーさせるなどしてJoinする必要がないようにデータモデルの設計を行います。

ただそれでも、仕様変更や機能追加によって当初想定していなかったデータの結合が必要になる場合もあります。そして、どうしてもデータモデルを変更したくないような場合には、Join処理が必要になってくると思います。

今までシステムを実装してきた中で行ったJoinの実装パターンを紹介します。

Azure Tableによるデータ検索処理

Windows AzureのTableストレージにおけるデータ検索では、基本的にはStorage Client LibraryのLinq to Azure Tableを使って開発するものの、AzureのLinqでは一部のLinq式しかサポートしておらず大部分のLinq式がサポート外になっています。http://msdn.microsoft.com/en-us/library/windowsazure/dd135725.aspx

そのため、Azure Tableにおいてデータ検索を行う際は、Linq to Objectを並行して利用する必要が出てきます。この使い分けについての基本的な考え方は表示対象エンティティをLinq to Azure Tableで取得し、その後のデータ加工処理をLinq to Objectで行うといった雰囲気です。ただしこの2つのLinqの使い分けでは、Linq to Azure Tableにおける取得可能なエンティティ数に制限がある(1000件未満、クエリ実行時間5秒以下 参考:http://msdn.microsoft.com/en-us/library/windowsazure/dd179421.aspx)ので、この制限にかからないよう十分にLinq to Azure Tableで絞込みを行う必要です。

2011年6月17日

Windows AzureでLog4Net RollingFileAppenderを使う

Windows Azure上で、Log4NetのRollingFileAppenderによりBlobストレージ上にログファイルを書きだすようにしてみたので、その方法についてまとめです。

やり方自体は単純で、RollingFileAppenderのログファイルの出力先を Windows Azureの Local Storageに設定し(これが意外と面倒)、出力先のLocal Storageの内容をDiagnostics Monitorで転送させてるだけです。またlog4netの設定ファイルlog4net.configはBlobストレージ上に置かれたものを使うようにしました。

2011年5月30日

CygwinでGit/GitHubを使うための環境構築

最近Gitを使い始めたんですが、コミットメッセージが文字化けるとか色々悩まされたんで、その結論的なものをまとめます。とりあえず、これでCygwinだけを使っている分には文字化けに悩まされずに済みそうです(やってることは文字コードをUTF-8で統一するように設定してるだけですが)

以下セットアップ手順です(既にGitHub上にアカウントを持ってる前提です)。

2011年5月16日

Azure Table Storageに非サポート型のプロパティを保存する

標準のAzure Table Storageにおいては以下の型のみが保存可能な型としてサポートされており、これ以外のプロパティとして持つエンティティを保存しようとするとエラーになってしまいます。

EDM型 CLR型 詳細
Edm.Binary byte[] バイトの配列 (サイズは最大 64 KB)
Edm.Boolean bool ブール値
Edm.DateTime DateTime UTC 時刻として表現された 64 ビット値 (サポートされている値の範囲は 1/1/1601 ~ 12/31/9999)
Edm.Double double 64 ビットの浮動小数点値
Edm.Guid Guid 128 ビットのグローバル一意識別子
Edm.Int32 Int32 or int 32 ビットの整数
Edm.Int64 Int64 or long 64 ビットの整数
Edm.String String UTF-16 でエンコードされた値 (サイズは最大 64 KB)

ただ、この制限に従って実際にシステムを作ろうとすると、ビジネスロジック層がドメインモデルとして設計されている場合に、ドメインオブジェクト群をストレージへ保存する際、そのオブジェクト構造をフラットに展開してからデータを保存しなければなりません。また、そのデータを読み込む時もフラットな構造から元のドメインオブジェクトに戻す処理が必要です。

データを読み書きするためにいちいちこんなことはやってられないので、今回はStorage Client APIをカスタマイズして、オブジェクト構造をそのままTable Storageへ保存できるようにします。

2011年4月6日

TableストレージにおけるExpect100ContinueとUseNagleAlgorithmの効果(2)~EGTを用いたエンティティ追加の場合

前回の記事に引き続き、Expect100ContinueおよびUseNagleAlgorithmの無効化が与えるパフォーマンスへの影響をエンティティグループトランザクション(以下、EGT)を用いた場合について測定してみた。